皮膚科の医師として仕事をすると、実際にどれくらいの給与が手に出来るのでしょうか?
全国的なデータで見てみると、勤務医の平均年収は1,190万円前後となっています(平均年齢は約41歳)。
では皮膚科医師の収入は、この平均年収よりも安いのでしょうか?
それとも高いのでしょうか?

これから皮膚科医を目指す方、現在皮膚科医として勤務されており「私の給与は他の医師と比べて高いのか?安いのか?」気になっている方、是非参考にしてください。

  皮膚科医(勤務医)の平均的な年収は?



医師全体の平均的な年収は約1,190万円ですが、皮膚科の医師では約1,000万円前後となっており平均並みよりもやや安いレベルとなっています。
給与面は他の診療科目の医師と比べて特別不利なわけではなさそうです。

もしも今の給与が平均よりも不当に安い場合、また周辺病院の医師給与よりも明らかに安い場合は病院側と話し合いの場を設けて「もっと給与を上げて欲しい」と交渉する事も出来ますが、そこまで交渉力のある医師は少数派でしょう。
もし今の収入に不満があれば、そして病院が改善する気がない場合は高給与の職場へ転職する方法しかありません。

高収入の職場に有利な条件で転職したいのであれば、優良求人を紹介してもらう、スキルアップや実績を積む、皮膚科専門医の資格を取得するなどの方法があります。
皮膚科の医師募集は少なめなので、転職を決意したらすぐに行動する事が成功への鍵です。

  美容皮膚科医の場合



美容皮膚科になると事情が大きく変わってきます。
美容系クリニックは自由診療なので費用を自由に設定出来ます。
腕が良く患者が毎日押しかけるクリニックであれば医師の収入も右肩上り。

ただしカウンセリングやコミュニケーション能力が低い、愛想が無い、ぶっきらぼう、施術の腕が悪い、クレーム対応がいい加減だとすぐに悪い噂が立ってしまい、患者数や売り上げに響いてきます。
例え勤務医であったとしても、クリニックの売上げに貢献出来ない人物ではリストラの対象になってしまう可能性大です。

美容皮膚科医の場合、求人に「年収2,000万円可能」のコピーもあり、他の診療科目の医師に比べても高収入なのが特徴。
その分美意識があり施術レベルが高い医師、物腰が柔らかく女性受けする医師が求められます。

  開業医の場合



皮膚科の開業医となると平均年収は約2,500万円前後まで一気に跳ね上がります。
ただし「たくさんの報酬がもらえるのなら開業医が良いに決まっている」と安易に考えてはいけません。
開業医の場合、医師が事業主になるため、いい加減な運営をしていると事業が継続出来ないばかりか自己破産の可能性もあります。

実際、開業後に運営の失敗からクリニックを閉鎖した医師もいますので要注意です。
億単位の借金を抱える方もいますので安易な気持ちで開業するのは止めてください。