皮膚科医の活躍できるステージは一般病院と美容皮膚科の2種類ですが、この分野には具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
このページでは皮膚科の医師、その仕事内容についてチェックしていきます。

  一般病院では



皮膚科医が活躍出来る場所と言えば何と言っても一般病院やクリニックでしょう。
水虫や火傷などでお世話になった方も少なくないと思います。
赤ちゃんから高齢者まで、様々な患者が連日通院してきます。
また寝たきり高齢者の場合は褥瘡(じょくそう)が出来やすいため、褥瘡管理も非常に重要な仕事となります。

水虫やかぶれ、火傷などは外用薬を使って治癒出来るため比較的軽い疾患ですが、重い火傷や骨まで見える重度の褥瘡、皮膚がんになると軟膏を塗っていれば治るものではありません。
他分野の医師とも連携して患者の治療に当たらなければならないのです。

「ただのシミかと思っていたら皮膚がんだった」と言うお話も聞きます。
また症状を見て診察後に「これは金属アレルギーですね」と正しく病名をつけなければ、いつまで経っても病気は治りません。
腕のいい医師でなければ思うように集患出来ず、病院が立ち行かなくなる事もあります。

  美容系クリニックでは?


画像元:https://beauty-book.jp/beautytalk/91205102/

美容皮膚科の場合、永久脱毛やシミやほくろのレーザー治療、アンチエイジングなどが主な需要となります。
最近は若い方だけではなく中高年男女が将来の介護に備えてアンダーヘアの永久脱毛を希望する例も増えており、脱毛分野にも注目が集まっています。

脱毛だけではなく、アンチエイジングのために皮膚へのプラセンタ注射やボトックスなどの注入、ピーリングを希望される方も増加中。
美容皮膚科医の場合は施術の腕も必要ですが、それと同じくらいカウンセリングの能力や適切な施術を分かりやすい説明で勧める能力も必要です。

アンチエイジングの場合は1度の施術では終わりませんので、同じ技術なら医師の人柄の良さ、明るさなどで売上に差がついてしまいます。

  待遇に差はあるの?



一般病院と美容系クリニックの場合、勤務時間や休日数などに大きな差はみられません。
一般病院の場合、皮膚科だけではなく内科にも対応出来る医師歓迎のケースもあります。
やはり違いが大きいのは給与面でしょう。

一般病院では年収約1,000万円前後の医師募集が多くなっていますが、美容皮膚科クリニックになると年収2,000万円以上を提示する病院もあります。
より高給与の職場を目指すのであれば美容皮膚科が有利。

医師募集の中には将来開業を目指す皮膚科医を募集し、クリニック運営のノウハウを実際に修得してもらうための求人もあります。
将来開業を考えている皮膚科医は注目です。